紙加工ダイゲン

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漆喰和紙「銀雪」
2020.10.30

漆喰和紙「銀雪」Q&A

漆喰和紙「銀雪」に関するよくある質問をまとめてみました。

Q:ベース基材として越前和紙が選ばれた理由は?
A:一つ目の理由として漆喰は調湿効果が高いため、伸縮に耐えられる強度が必要でした。楮や三椏などの長い繊維が使われて作られる越前和紙の強度が評価されました。
二つ目の理由は、漆喰の持つ強アルカリ性を保持するため、中性抄きの越前和紙が選ばれました。

Q:漆喰は強アルカリ性ですが、手が荒れたりしませんか?
A:水と反応して強アルカリ性になります。濡れた状態で何時間も触れていると、さすがに肌は荒れますが、普段の生活で普通にご使用するなら全く問題ありません。

Q:屋外での使用は出来ますか?
A:屋内での使用に限ります。雨にさらされる環境では使用しないでください。

<印刷について>
Q:どのような印刷方法が可能ですか?
A:水性顔料のインクジェットプリンターは最適です。機能も保持されます。染料系のインクジェットは不可です。レーザープリンターも可能です。こちらはトナーで表面を覆いますので、ベタ印刷だと機能が落ちますので、デザインは考慮してください。オフセット印刷は紙粉の問題で現在検証中です。

<壁紙>
Q:防火性能についてどのような認定を受けていますか?
A:「準不燃材料」として認可されています。認定番号はQM-0307です。現在「不燃材料」として2020年内取得に向けて認可申請を予定しております。

Q:壁紙の貼り方について注意点はありますか?
A:湿度調整が大きく伸縮があるため、継ぎ目は「重ね貼り」をお勧めしております。もしくはジョイントを入れるのも有効です。

Q:空間に対し最低どれだけの面積が貼って有れば機能が効きますか?
A:空気化循環しているという条件で、床面積の2/3以上あれば有効です。例えば天井だけとか、壁の1面だけをデザイン壁紙のように使用されても効果があります。

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