- 2018.01.22
紙とデジタル
紙の用途と称される様々な物の代表に、新聞や、本・雑誌などの出版物があります。
デジタル革命が進み、電子書籍や、スマホの普及などで、紙媒体の本などは低落傾向が
続いています。
日本は、昨年も書籍販売が前年を下回り、じりじりと低落が続いています。
ところが、アメリカや欧州では、二、三年前から、紙の書籍に復活の兆しが見えてきた
ようです。販売は2014年を底に少しづつ回復しつつあります。電子書籍の価格攻勢が弱
まり、価格面での魅力が薄れたこと、大手書店の魅力的な店づくりも実を結んできてい
るようです。
アマゾンは電子と紙の両にらみで販売を増やすため、米国で書店を増やす計画。ネット
では届かない、「モノ」としての本の魅力を意識した店づくりを進めて行くようです。
米調査会社によると、若者を中心に紙の本に戻る動きが有り、電子端末の利用時間を
これ以上は増やしたくない「デジタル疲れ」が背景にあるという話も聞きます。
私は、中高年の高年のほうなので、もともと、液晶画面でみるより、紙のほうが良かっ
たのですが、紙を扱うものとしては、大変嬉しいニュースでした。
皆様も、情報伝達には、紙の魅力である、手触り・色合い・模様・匂いなど思い起こし
ていただき、紙をどんどん利用して下さい。デジタルにはない温もりもありますよ。
紙通販ダイゲン 村上でした。