- 生活の中の紙
- 2011.06.03
「紙で季節を感じる」
こんにちは。業務課の三嶋です。これからよろしくお願いします。
さて、私は今年のゴールデンウィークに家族で滋賀県のびわ湖バレイという所に行ってきました。
冬はスキー場で、夏にかけてはトレッキングが楽しめるようです。
最新鋭の大型ロープウェイで山頂まで行きますが、その大型キャビンは日本最速だそうです。
びわ湖バレイの入口に料金所があり、料金を払うと乗用車券と書かれた紙をもらいました。
紙を扱う仕事をしていなかったら、その紙をもらっても何も思わなかったと思いますが、その時は、これは
「色上質紙の中厚口のもえぎ」かなと思い、新緑の季節だからこの色を選んだのかなと想像していました。
以前、紙の断裁の業務を担当していた時には、紙を直に触りますから、季節ごとによく出る色があるんだなと感じていました。
例えば、色上質紙だと春にはさくら色や桃色、もえぎ色など花や新緑を思わせる色、秋ごろにはやまぶき色、クリスマスの頃には赤と緑というように、出る色が変化していくので、内勤でも紙で季節を感じることができました。
もし紙を買われるときに色を迷われたら、その季節に代表される花や、その季節を象徴するような色を選ばれると、
季節感があって良いのではないでしょうか。