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- 2011.12.05
紙の自動車
こんにちは、谷内です。
先日、テレビを見ていると、和紙造形作家として活躍されている
京都の堀木エリ子さんが紹介されていました。
1,500年の伝統を誇る越前和紙の産地である福井県に
ご縁がある方との事で、興味深く拝見しました。
「建築空間に置かれた和紙のあり方を意識した」作品を造っておられ、
そのスケールの大きさ・表現力は、私の中の紙の範疇を超え新しい
建築素材の様に思えました。
さらに、立体的に和紙を漉いて自動車のボディが造られており、
その車が普通に走行できる強度を持っている。これには驚かされました。
「未来の伝統は、現代の革新から生まれてきます」とのお言葉に、
素材としての紙の可能性を感じました。