- 生活の中の紙
- 2011.12.16
宝くじ
今回で3度目の登場の田邊です。
今回は年末の風物詩になった「宝くじ」に付いてお話いたします。
江戸時代、「富くじ」と言われた昔から、世の中が不景気な時ほど我々庶民が一発逆転の淡い期待から「宝くじ」に
人気が集まるようです。
「宝くじ」に付いての歴史の資料を(旧)第一勧業銀行・宝くじ部(現みずほ銀行)で見ると、政府の第1回「宝くじ」が
発売されたのは、昭和20年10月29日の事で、一枚@10で1等賞金10万円だったそうです。
また、東京・日本橋の三越百貨店で11月12日抽選会のが行われ、その模様がNHKのラジオで中継放送するほど
の騒ぎになりました。
昭和21年12月には地方の自治体発売の最初の「宝くじ」で有る、「ふくふくくじ」が当社が有る福井県で、福井県復興
宝くじとして発売されました、また22年3月には東京都が「東京都復興宝くじ」を発売して地方発売の「宝くじ」が盛んになりました。
百万円の賞金金額の「宝くじ」は政府第9回宝くじが昭和22年12月に発売され、それまでの最高賞金20万円が
百万円に一挙に跳ね上がり大変な騒ぎになったそうです。(この年の10大ニュースに選ばれました。) (ちなみにこの当時は住宅1軒が30万・自動車のダットサンが20万だったそうです)
賞金金額も年を追って大型化し、昭和35年500万・40年700万・43年1000万の「宝くじ」が出現しその後前後賞
などが付いて、現在の賞金1億円の高額になったようです。
ことしの年末「宝くじ」、皆さま方に幸運の女神が微笑むように祈念しています、良いお年お迎えください!
来年もどうぞ「ダイゲン・グループ」を宜しくお願いします。