- 生活の中の紙
- 2012.01.14
注連縄飾り
こんにちは、営業事務課の栗原です。
年が明けて早二週間、各地でどんど焼きが行われる時期ではないかと思います。
そこで、注連縄飾りの御幣に使われる紙についてちょっとお話させていただきます。
一般常識的には、御幣には和紙が使われますが、鳥居の注連縄に飾る御幣などは雨風にさらされるため、和紙にポリエチレンの袋をかぶせたり、耐水紙を使ったりします。
私の町内でも、年末に壮年会が注連縄つくりをしていますが、以前はやはり飾りの和紙にポリエチレンの袋をかぶせていました。
しかし、一年間もたせるのは難しく、途中からタイベック(ポリエチレン素材の紙みたいなもの)を使うようになりました。
伝統的な和紙を使わないのは、神様にはちょっと申し訳ないのですが、これも時代の流れなのでしょうか?
そして、3年ほど前に私も壮年会から引退し、最近は何の紙を使っているのかなと思いまして見てみると、タイベックではありませんでしたが、やはり不織布を使っていました。(タイベックも不織布の一種です)もう和紙には戻れないのでしょうね。
紙通販ダイゲンにも時折、飾りの紙で耐水性のあるものを求める問い合わせ等がありますが、私は耐水性と丈夫さからタイベックを紹介しています。